今回は、埼玉県川口市のK・M様邸の表替えをさせて頂きました。
今回の畳表は「秀逸」ですので、今回は出来上がった畳と畳にする前の畳表を並べて撮ってみました。
これだけの長さの良い「い草」の真ん中部分だけが畳として使われるのです。またつかわれる「い草」の量も下級品より最大1.5倍ほど多く使用しています。
出来上がったお部屋は、素晴らしいお部屋になりました。
織が密で縁際まできれいに仕上がっていますので、お部屋が引き締まって見えます。
また香りも良い製品ほど甘いかぐわしい香りがします。
ちなみに畳特有の香りは収穫したい草を「泥染め」という溶かした粘土にくぐらせ乾燥することによって生まれます。
昔からの日本人の素晴らしい知恵ですね!
畳縁はすっきりした地紋の縁を選ばれました。
使い込むほどに味わいが出てくる「秀逸」の畳表です。K・M様もこれから楽しんでいただけたらと思っています。