2019い草刈取研修に行ってきました(その2)

翌日は3時起床で4時から研修先農家さんの吉野さんのお宅にお邪魔して前日に乾燥機にかけておいたい草を取り出し、結束して袋詰めする作業を行いました。

この作業はい草の染土が舞うのでマスクと手袋が欠かせません。写真も撮りづらいので難しく、今回は取りませんでした。

さて、その後袋詰めしたい草の原草を2階にあげる作業を行いました。吉野さんのところではパレットごとチェーンブロックで倉庫の2階にあげて順番に並べていく作業です。

それが終わると、朝の間にお手伝いの方が刈り取ってくれていたい草をパレットに積む作業を行います。この頃になると朝日が出てきました。

そして続けて吉野さんが刈り取ったい草もパレットに積み込み、本日分の原草をパレットに入れました。

そして吉野さんの作業場でい草を水で冷やした後、泥染め(染土をコーティング)する作業を見せていただきました。この作業は一発染めと言いパレットごと染土の液に浸して染める方法です。

染土を染めた原草は乾燥機に入れていきます。吉野さんのところではパレットをフォークリフトでジョイントして乾燥させていきます。

そして最後のパレットの原草が温風で浮き上がらないようにおもしをのせていきます。 

この時点で7時少し過ぎた時間です。吉野さんに色々説明していただいたおかげで刈取の作業の大変さ、重要さがよくわかりました。

この後一度宿に戻り、朝食をいただきました。

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