次に石原さんが案内してくれたのは、「町家喫茶 三宅商店」。美観地区ならではのレトロな店内で美味しいコーヒーなどが頂けるお店です。
雰囲気の良い店内で開店からにぎわっていますが、2階の座敷に行くとすごいです!ジーンズの縁の畳があります。デニム地の畳縁というのはあるんですが、これはご主人のジーンズをお母様がほどいて畳縁に使えるようにつないだという事です!それを石原さんが畳に仕上げたそうです。
いやインパクトあります!地の厚いジーンズを畳縁にしようとはなかなか考え付きません、日本ジーンズ発祥の地ならでは、いや「たたみのいしはら」さんならではだと思いました。
次に倉敷アイビースクエアに行きました。ここは天領だった倉敷の代官所があった場所であり、明治維新で焼失したのち倉敷紡績が作られ、倉敷が繊維のまちになる礎を築いたところです。現在はホテル、レストラン、ホールなどがあります。「アイビー」とは蔦の事で昔の倉敷紡績工場時代に、温度調節のために植えられたそうです。
先ほど森田畳店でお聞きした「倉敷雛めぐり」のお勧め会場「新渓園」を訪れました。「倉敷雛めぐり」初日だったのでこの後、ここでオープニングイベントが行われるようです。
玄関を入ってすぐのお雛様にまずびっくりしました。こういう御屋敷がついているお雛様は見たことありませんでした。
東西のお雛様の違いがあるものだと感心してしまいました。
中には多くのお雛様が飾られてにぎやかでした。美観地区で一番お雛様が多いのではと思いました。
そして、散策をしながら美観地区で有名なお堀端に出てきました。倉敷の美観地区というとこの景色を思い出す人が多いと思います。
せっかくなので石川さんと写真を撮ってもらいました。おやじ二人の記念ですね(笑)。
そしてお昼は石原さんおすすめのぶっかけうどん発祥の店「ぶっかけうどん ふるいち仲店」へ行きました。値段が安くてびっくりです。ぶっかけうどん470円から食べられます。石原さんは高校生の頃から食べていたそうです。
甘味として回転焼きを頼みましたが、名前の呼び方に???となりました。全国各地で色々な呼び方があるようで、「今川焼」が主流らしいのですが、関西では「回転焼き」、他にも「小判焼き」、「御座候」、「あじまん」など多数あるようです。私は小さいころから川口駅東口で売っている「太郎焼き」ですけどね(笑)。