昨日、ここで紹介しました、「畳ワールドin東京」イベントに行ってきました。
このイベントは9月24日の「畳の日」を前に全国畳産業振興会と東京都畳材料商業協同組合が主催で首都圏の方に国産畳の上で思いっきり寛いでいただくことを目的に開催されました。
会場は池袋サンシャインシティ地下の噴水広場で行われ、大きなスクリーンの前にくまモン柄の畳縁を付けた畳を36枚並べて皆さんに座っていただき、そこで色々なイベントが行われたようです。
1.国産畳表の材料・い草は99%が熊本産です。熊本の災害によるい草復興を目的に、熊本県営業部長「くまモン」や「秋葉原のメイドによる「畳メイド」による、畳・い草製品のチャリティーイベントを実施。
2.い草博士の北九州市立大学 森田洋教授が、畳・い草のリラックス効果を解説する「畳の寺子屋」教室。
3.早稲田大学落語研究会による「畳落語」披露。
4.来場者先着50名様に「畳グッズ詰め合わせ」プレゼント&豪華賞品が当たる大抽選会。
このほか周辺のブースで、ミニ畳作り体験・畳の相談窓口など。
というわけで私が着いたのは10時30分頃、ステージではシンガーソング・タタミフスマヤー716(ナナイロ)改めMc Tatami 徳田さんのステージが行われておりました。くまモンと畳メイドさんに囲まれていいなぁ~(笑)。
脇のブースでは畳ドクター紹介コーナーとモダン乱敷き畳紹介コーナーがありました。
宇都宮からモダン乱敷き畳発案者の石川さんが参加され、説明されていました。
くまモンはステージ裏でも大人気でした。
そしていぐさ博士、北九州市立大学の森田先生による畳のお話し。ためになります!
森田先生のお話しでは畳表からカビが生えるのは人間がカビの胞子を持ち込み、お部屋の管理が悪いとカビが発生するとの事です。
そしてもしカビが生えてしまったら70%のエタノールで拭き取り、窓を開けたり、除湿器、空気清浄機などでカビの胞子を部屋から追い出すことが大切との事でした。
それにしても今年の9月は毎日雨が降っていますので、湿度が半端なく高い状態です。また気温が下がったとはいえまだ蒸し暑い日が続きます。こういう時にはカビが発生しやすいですので、和室ではくれぐれも湿度を下げ、こまめなお掃除をしていただく事をお願いします。