先日、埼玉県蕨市F.T様邸の畳表替えを行いました。F.T様邸は最近の住宅でよくある15㎜の薄畳になっていまして、またお子様が和室で良く縄跳びをされるということで、通常ですと畳表替えは難しい現状でした。
しかし、当店は15㎜の施工を色々手がけており、また施工する技術も持っている事から今回は畳表替えで施工させていただきました。
15㎜の薄畳では経糸が綿糸の畳表でないと表替えが出来ない畳店がほとんどですが、今回当店は経糸が麻綿ダブルのふじクラスで畳表替えをしています。
また15㎜の畳が入り口の辺りが大分傷んでおり、丁寧に作業をさせて頂きました。
特にお子様たちが良く遊ばれるお部屋なのでけがをしないように金属類は一切使用していません。(通常は7mmタッカ-針等で止めてテープで補強する例が多いです)
7畳半のお部屋で半畳が15枚あるのですが、夜は畳が欲しいということで半分ずつ2日間に分けて施工させていただきました。また家具は移動しながら施工できますのでご安心ください。
このように15㎜の畳に麻綿ダブルの畳表を付ける表替えが出来る畳店は少ないと思います。今回のF.T様も大変喜んで頂きました。もし同じようなお悩みを持つ方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。また15㎜の畳にクッション材を入れることも可能です。畳が柔らかくなるとお部屋の感じが大分変わります。
追伸:15㎜の畳に関しましては色々な素材、施工方法で行われていますので、お見積の時に必ず施工するお部屋を拝見いたしております。調査の結果、ご期待に沿えない場合もございますのであらかじめご承知おきください。