今回は埼玉県川口市のF.N様邸の新畳入れ替え工事を行いました。F.N様邸は一戸建てのお宅で和室が3部屋続いていますが、今回は西側のお部屋の8帖間の施工をさせて頂きました。
お見積りの段階で畳も凹みが大きくなっていましたが、畳下の床も湿気で傷んでおり、床が凹む状態でしたので、今回は根太の補修、床板の張替工事を同時に行いました。
まずは古い畳を引上げ、新畳用の部屋の採寸、お掃除後大工さんがわるい床板を剥がして根太を直します、感覚の広い根太の間に新しく根太を入れて間隔を狭くして丈夫にした後、新しく床板を貼りました。
その後、出来上がった新畳を敷いていきました。今回も採寸通りにぴったりと作ることが出来ました。これは当店の技術力が高い事の証でもあります。
新畳の畳床にはケナフを使った畳床を使用しました、この素材は今までの建材床で使われるインシュレーションボードに比べ、柔らかく、加工もしやすい素材です。この柔らかい足触りはわら畳床の足触りに近く、足への負担が少ないので、快適に生活して頂けると思います。
畳縁は隣のお部屋とのバランスを考え、似たような大宮縁アラベスクを付けさせていただきました。
そして畳表は上級畳表「素敵」を使用しました。経糸は麻と綿のダブルになっており、ヘリ際もきれいな畳表です。
F.N様この度は当店で施工頂き、ありがとうございました。